文楽について、よくある質問
A. いいえ、違います。舞台下駄(1階の展示室で実際にご覧になれます。)は見ていただくと
おわかりいただけますが、わらじを履いていますので音はしません。
舞台から聞こえる足音は足拍子と言い、足遣いが床を足でたたいて出しています。
A. そうなのです。人形は衣裳をつけたまま保管されているのではないのです。
一つの公演が終わると衣裳の着付けを解いて、人形の首(かしら)や衣装は別々に保管します。
次の公演のときに人形遣いが、自分が遣う人形の衣裳つけを全て自分でします。
それを『人形拵え(にんぎょうごしらえ)』と言います。
時代物:浄瑠璃全体の時代設定が、江戸時代からみて過去で、貴族や武士階級の事件を
扱った作品です。 源平時代が多いです。
世話物:江戸時代の町人の生活や風俗を背景に、庶民の事件、恋、人情の葛藤などを描いた
作品です。「曽根崎心中」が世話物の最初の作品とされています。
景事物:舞踊や道行など曲節を主とした作品です。「けいごと」ともいいます。
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