演目ゆかりのすぽっと    
 『壇浦兜軍記』   
阿古屋琴責の段   

 2013年12月、聖護院の取材に続いて、次は阿古屋関連の取材をしました。
 四条京阪前でバスを降りた後、鴨川沿いを南下します。川端通の一本東側の宮川町通を歩きました。五花街の一つ、「舞妓さんにあえるまち 宮川町」です。松原通にぶつかると左折(東へ)して5分ほど歩くと右手に西福寺、角には「六道の辻」の石碑があります。その角を右折(南へ)すると、すぐに六波羅蜜寺が見えてきます。大勢の参拝者。門をくぐると直ぐ、阿古屋塚。以前お参りに来たときより、立派にお祀りされていました。良く見ると、奉納 五代目坂東玉三郎 平成23年11月吉日純性代」とありました。説明版には「阿古屋塚 阿古屋の菩提を弔うため鎌倉時代に建立する。石造宝塔は鎌倉時代の作で、その下の台座は古墳時代の石棺の石蓋を用いている。(まだまだ続くのですが。)」と。そうなんだ、とここでもしっかりお参りしました。折角ですから、宝物館(入館料600円)に安置されている重文「空也上人立像」、重文「平清盛坐像」、重文「運慶湛慶坐像」の拝観させて頂きました。

 そこで、一応今回の「ゆかりの町あるき」は終了です。
 寒かったので、団栗橋を渡って「甘いもん」を食べ暖まって帰路につきました。(AH)

 
宮川町通
 
 
六道之辻
 
六波羅蜜寺
 
阿古屋塚
 
奉納 坂東玉三郎
 
阿古屋地蔵
 
清盛公の供養塔
   
   
   
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