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摂州合邦辻『合邦庵室の段』     合邦辻閻魔堂へ  2011.9

 国立文楽劇場から、歩きましょう。堺筋を南下。黒門市場をブラブラ歩いて行くのも良いし、堺筋の電気街を歩くのも良いです。恵美須町の標識までほぼ15分くらい。(電車なら地下鉄堺筋線日本橋駅から天下茶屋行きで一駅、恵美須町下車。)角に浪速警察署。劇場を背に左折。国道25号線を東に5分。陸橋の手前に。

 窓口に居られた方が少し強面の方でしたので、おずおずと「こんにちは」と声をかけましたら、顔に似合わず(ごめんなさい)親切な方で、昨年は菊之助さんが来たでと、写真を見せてくださり、角先に出て、自らこうして石碑の「手」というとこに手を置いて、自分の悪いとこに手を置くと治るといわれる。
 それを聞いて参加者は、次々痛いところや頭に、その手を当てました。なおるといいなぁ。
 河内国高安城主の子息・俊徳丸が病気平癒したという故事が殘る合邦辻閻魔堂。本尊・閻魔大王は、首から上の頭や脳、咳の神様として知られる閻魔様です。頭痛、脳病、咳などのご祈祷が行われ、お守りが授与されます。聖徳太子が物部守屋と仏法について論じられたところと言われ、太子の開基と伝えられています。

 近くに安居天神、新清水寺、一心寺、などがあります。

 合邦辻閻魔堂で頂いた「浪速名所 合邦辻閻魔堂の由来」によりますと、閻魔堂はもと立派な伽藍であったが、兵火にかかってから辻堂となり、江戸時代には「町内持ち」といって、町内によってまつられていた、と。
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