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 『良弁杉由来』

 『南都二月堂 良弁杉由来』「二月堂の段」に登場する良弁僧正(東大寺初代別当)を法要する良弁忌が、毎年12月16日に営まれます。上演に合わせて東大寺二月堂を訪れました。
 国立文楽劇場の最寄り駅「近鉄日本橋」から近鉄急行で約40分、近鉄奈良駅に到着。東大寺までちょっと距離があるし、南大門から良弁僧正座像が安置されている開山堂までも、かなり歩かないといけないなあと不安がっていると、なんとタクシーなら開山堂付近の二月堂まで上がってくれるとのことで、タクシーで行くことに。料金は1000円超。
 到着すると目の前左手に目指す開山堂がありました。国宝の良弁僧正座像はこの良弁忌の時のみ、1年に1日のみの公開です。写真に撮ることができないのでお姿は実際にお詣りして拝してください。 

 開山堂を出て、左に回っていくと二月堂の前に佇む大きな良弁杉があります。その右手には興成神社(こうじょうじんじゃ)が鎮座されています。二月堂で毎年3月に行われるお水取りの練行で、最初と最後にお参りされる三社の一つだそうです。お水取りの練行衆の11名の層は、良弁忌の日に選ばれます。

 
開山堂
 
開山堂
 
開山堂お庭
 
開山堂から望む二月堂
 
 
 開山堂を出て、左に回っていくと二月堂の前に佇む大きな良弁杉があります。その右手には興成神社(こうじょうじんじゃ)が鎮座されています。二月堂で毎年3月に行われるお水取りの練行で、最初と最後にお参りされる三社の一つだそうです。お水取りの練行衆の11名の層は、良弁忌の日に選ばれます。 
 
 
二月堂
 
良弁杉
 
良弁杉碑
 
興成神社
 
 (20171216)
 
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