『四天王寺西門墓所』 | |||||
石塔の修復が完了した「四天王寺」「超願寺」へ行ってきました。 大阪地下鉄谷町線の「四天王寺夕陽ヶ丘駅」を降り、4番出口を出てまっすぐ約5分進むと四天王寺学園が見えます。そこを左折すると、四天王寺中之門です。ここを入り直進一つ目の四つ角のところには「初代竹澤権右衛門の碑」があります。この四つ角を右折し、まっすぐ極楽門へ向かいます。時間のある方は、極楽門へ向かう途中休憩所近くに、重要文化財の「石舞台」や有名な「亀の池」もありますので、立ち寄られてはいかがでしょう。 極楽門の西側にある「西門墓所」には初代竹本義太夫供養塔を初め、浄瑠璃界の先師の石塔が8基並んでいます。この石塔の少し奥に「人形遣いの碑」があります。四天王寺にある10基はすべて人形浄瑠璃文楽座因講が管理されています。 |
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石舞台 |
浄瑠璃界先師の石塔 |
先師石塔群回向 |
人形遣いの碑 |
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『新しくなった義太夫のお墓』 | |||||
次は「超願寺」の初代竹本義太夫のお墓へ。 一旦極楽門まで戻り、右へ向かって(南大門を目指して)歩きます。南大門を出て、すぐの信号を渡りまっすぐ進みます。次の信号を渡ると角にあるのが「超願寺」です。従来このお寺にあった墓石が破損したために、新たに墓石を建立、修復されました。 「浄瑠璃界先師の石塔群」及び「初代竹本義太夫の墓」の修復が完了し、2013年(平成25年)8月28日(水)に竹本義太夫300回忌法要並びに記念行事がとり行われました。 ぜひ、きれいになった石塔・墓前にお参りください。(AS) 循環バスも運行しているようです。ご参考に... *近鉄上本町(発)→四天王寺参道口→あべのハルカス(着) *あべのハルカス(発)→四天王寺参道口→近鉄上本町(着) |
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南大門 |
超願寺 |
竹本義太夫墓 |
義太夫墓の案内板 |
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「元祖竹本義太夫生誕地」の碑も新しくなりました。 | |||||
竹本義太夫誕生地の碑は四天王寺や超願寺からほど近い谷町筋の歩道上に建っています。四天王寺・超願寺から向かう場合は、まず谷町筋へ出て西側に渡り、天王寺駅方面へ歩きます。高層ビルアベノハルカスに向かって歩くことになります。 街路樹のそばに目立った囲いもなく建てられているので見落としがちですが、茶臼山郵便局(天王寺区茶臼山町2−9)が目印になります。その少し手前です。 反対に天王寺駅方面から向かう場合は茶臼山郵便局を過ぎてすぐのところということになります。どちらの方向から行っても所要時間は5分ほど、四天王寺からならもう少しかかる程度です。 竹本義太夫誕生地の碑は、昭和25年(1950年)竹本義太夫生誕三百年を記念して当時の「財団法人人形浄瑠璃因協会」が建てたものですが、このたび竹本義太夫三百回忌の平成25年(2013年)に「人形浄瑠璃文楽座因講」が再建したもので、その建立の経緯が竹本義太夫の生涯・事績と共に碑石の裏面に彫られてあります。 また、再建された石碑の正面・側面の文字は建立当初のままで、菅楯彦氏の書になるものです。(SM) |
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