13時6分に乗ります |
JR塚口駅 |
JR塚口駅東口 |
塚口駅歩道橋 |
駐輪場を左折 |
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上坂部交番 |
ちかまつロード |
お好み焼屋を右折 |
近松の里案内図 |
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〈近松の里〉 |
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広済寺・近松の墓・近松記念館・近松公園を中心とした周辺を「近松の里」と名付け、歴史と 文化にあふれるゾーンとして整備されています。
毎年 近松の命日(11月22日)前後の日曜日には 近松祭が催され、文楽人形による墓前祭など のゆかりの芸能が上演されます。 。
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公園を抜けると、須佐男神社があります。
平安時代に、源氏の棟梁 多田満仲の勧請により建立されたと伝えられています。
また、源氏武士社会の発祥の地となった多田(兵庫県川西市)にゆかりのある 矢文石もあります。 境内には、有名なアニメの説明書が貼られていました。キャラクターの名前は
尼崎の地名を使ったんですね。 |
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近松公園 |
近松公園 |
須佐男神社 |
須佐男神社 |
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矢文石 |
矢文石由緒 |
須佐男神社説明 |
キャラクター名の由来 |
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13時30分、須佐男神社を出て 広済寺へ。
いよいよ近松門左衛門のお墓(国指定史跡)とご対面です。
高さ約48センチメートル、緑泥片岩の自然石で出来ています。
表に近松門左衛門と 妻の法名(戒名)が並んで刻まれています。
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広済寺 |
広済寺 |
広済寺 |
案内 |
近松門左衛門墓所 |
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〈広済寺〉 |
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1653年 福井で生まれた近松は、1667年に京都・1706年に大阪へと移り住みます。
大阪では船問屋にたびたび逗留していたのですが、その船問屋が1714年に廃寺同然の広済寺を再 興した住職の実家といわれています。
住職と近松は親しく交際していたことから、広済寺再建には 近松自ら建立本願人となって貢献する とともに、1716年に亡くなった実母の法
要を行ったりもしました。
近松と尼崎とのかかわりは、晩年の十数年間。1724年11月22日、72歳で生涯を終えた近松は、広 済寺の墓で静かに眠っています。
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広済寺本堂の横には たいへん立派な松の木もあります。
また、本堂の裏には 近松が執筆活動をしていたと伝えられている「近松部屋」が 明治の末まで残されていました。
広済寺を出て南へ行くと、公園内に近松記念館があります。
残念ながらこの日は中を拝見することはできませんでしたが、近松ゆかりの品が約60点 展示室にて公開されています。
※入館料 大人200円 水曜休館 午前10時〜午後4時
記念館前には 近松の像があります。 |
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立派な一本松 |
広済寺 |
近松公園 |
近松記念館 |
近松記念館 |
近松門左衛門像 |
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尼崎には 近松モニュメントがいくつか点在しています。モニュメントを探して歩いてみましょう。
公園内を通り 反対側を東へ抜けて行くと、近松線の交差点に 大きなモニュメント『明日への指標』が見えてきます。
彫刻家 小林陸一郎さんの制作で、近松作品の陽と陰を表現しています。○とーのデザインは、近松の紋所をアレンジしたものです。 |
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公園を東に出る |
東へ歩く |
「明日への指標」 |
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交差点を東へ渡り、少し南下した道には 足元にこんな表示が! かわいいですね。
時には下を見ながら歩いてみてくださいね。
14時。伊居太神社を左折し、さらに次の交差点を右折して南に歩くと、小園地域学習館(小園公民館)があります。
こちらにも近松のモニュメントがあり、近松の辞世の歌が刻まれています。近松が亡くなる半月ほど前に書き残した言葉が綴られています。 |
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近松線を渡る |
路上案内図 |
伊居太神社 |
交差点を右折 |
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南へ歩く |
小園公民館 |
”なこうじ”と読みます |
辞世の歌碑 |
歌碑の意味 |
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近松線の交差点まで戻り、近松公園を抜けて もときた道をJR塚口駅まで戻ります。
JR宝塚線の地下道をくぐって、上坂部小学校の前を通り 西に進むと玉江橋線に出ます。 その角にあるのが『近松門左衛門のオマージュ』。
1989年に「近松の人と世界」をテーマに全国募集した「近松モニュメント彫刻コンクール」のなかから大賞に選ばれた作品で、1990年に設置されました。
周りにたくさんの花が植えられ、大切に整備されていました。 |
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伊居太神社前交差点を渡る |
公園を抜けて元の道へ |
左折 |
ちかまつロード |
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地下道入口 |
玉江橋線に出ます |
「近松門左衛門のオマージュ」 |
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今日はさらに歩きます。
ピッコロシアター前交差点を西へ渡り、ピッコロシアターを越えたところで左折します。
通称ピッコロ通りを少し西へ歩いてから右折、次の信号を左折します。
西へまっすぐ歩き、尼崎北警察署の前を通り抜けていくと 阪急塚口駅前交差点に出ます。
交差点を渡って右折、駅前ロータリーの方へ向かうと 阪急塚口駅改札口の左手に 特徴的なモニュメント『近松断章』が見えてきます。
近松が愛用したと伝えられる硯石と 代表作「曽根崎心中」の主人公お初・徳兵衛のレリーフの床本(浄瑠璃の本)をモチーフにしています。床本には「曽根崎心中」道行の名文が書かれています。
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ピッコロシアター前交差点 |
玉江橋線を北へ |
左折 |
ピッコロ通りを西へ |
右折 |
信号を左折 |
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尼崎北警察署前を通り… |
阪急塚口駅前交差点を渡る |
阪急塚口駅 |
「近松断章」 |
硯石 |
曽根崎心中床本 |
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15時10分。本日はここで終了となりました。 およそ5時間。20000歩以上歩いた脚は 棒のようになっていましたが、たくさんのゆかり巡りが出来、本当に充実した1日となりました。
尼崎は 古の文化に触れることができる傍ら 近代的な開発も目ざましく、高層マンションが本当にたくさん目につきました。尼崎城よりも高い位置から、町の様子を見ることができるようになった現代。大切に残されてきた建物や景観・文化を、これからの世代の人々に
無事に伝えられていくことを祈ってやみません。 (SN) |
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