文楽応援団

応援団員募集のお知らせ

応援団通信

応援団掲示板(団員用)

 (パスワードが必要です。)

このホームページは文楽応援団が運営しています。当ホームページの資料、情報の無断転載は禁止です。
当サイトに関するメッセージは、こちらまでご連絡ください。


 

文楽応援団では、年に2回「文楽応援団通信」を発行しています。
劇場ロビーや資料展示室に配置しています。

応援団活動の記録
文楽応援団について

団長からのごあいさつ


                                                                                                       
 既に新緑の木々の季節。蒸し暑くはないけれど29℃が連日。 爽やかな五月の頃と言うのは死語なんでしょうか。
 四月文楽公演は無事に千穐楽を迎え、目出度く大入が出ました。 公演中、文楽応援団が活動している時間に展示室に来ていただいたお客さんは、8,559人でした。ありがとうございました。そのうち、外国の方の入場は300人を超えていました。熱心に英語のキャプションを読んでおられました。せっかく来ていただいたのですからと思い、咄嗟にプリーズと言えず、「どうぞぉ」とつめ人形を持ち上げ、アイコンタクトで「持ってみませんか。」 エイヤァ!!という気持ちです。大概は嬉しそうに目を見開いて受け取ってくださいます。 すかさず、フォトプリーズ。これだけで充分伝わった気がします。
  留学経験者の若い団員が、外国から文楽を観たいと言うて来てくださる方には、大阪人の勢いと熱いハートを活かすと、ココロ温まる解説になるんちゃうかなと強く思うって言うていました。 ズバリその通りだと思います。
 以前、フランスから来られた女性に英語で話し掛けられ、片言英語で受け応えをした途端、機関銃のように矢継ぎ早に話し出されてしまいました。ところどころの単語しか聞き取れません。もうお手上げ。それ以降、冷や汗流しながらも、笑顔とボデーランゲージとアイコンタクトを駆使して解説をしています。少しでも話せたら、英会話の実践トレーニングになりますけどね。

 展示室に居ますと、勢いよく走り込んで傍にきて「あんた居てたんや。もう二回来てんねんけど姿見えへんかったから、心配しててん。」嬉しいことです。長年ここに立ち続けて良かったと思う瞬間です。 応援団をこよなく愛していた先代団長(当時は団長と言うていませんでしたが)は、団をまとめるにはね、いつも同じ顔が同じ場所に居ることやで、という言葉を残してくださいました。 それは、展示室を覗いてくださるお客さんにも通じていました。お名前もお住いも言い交さないけれど、展示室を通して顔馴染さんが増えていく、人の輪、文楽の枝が伸びていく気がしました。
 中にはわざわざイヤごとをぶつけに近寄って来られることもあります。団員たちは一般のお客さんよりも劇場に来る回数が多いので、騒がなくても目立ちます。その時少しも慌てず弁えて、キッパリと大人の対応させていただいています。その方もお客さんですからね。

 4月公演千穐楽を終えた直後に新六代豊竹呂太夫さんにお目に掛かり、お話を伺いました。 (応援団通信31号。7/22発行予定にその時のお話を掲載します。) 絶えずにこやかに質問に答えていただきました。中で座右の銘を尋ねますと、クリスチャンでおられ「苦しいとき辛いとき、神は耐え切れないほどの苦痛を与えられない。必ずどこかに逃れの道を備えてくださる。いずれ道が見えてくる。」と仰いました。差し出がましいことですがすごくよくわかります。逃れられないと思うことも多々ありますが、きっとどこかに出口がありますよね。
  随分前に、降りやまない雨はないと背中に手を置いてくださった人を思いだしました。 シンドイとき、これは修行修行、とぶつくさ言いながら逃れの道が拓けるのを待ちましょうね。

 ぼんやりとはしていない、とは思っていましたが、気が付くともう6月です。 うっとおしい雨の季節になってきます。雨は好きではありませんが嫌いでもありません。 キレイな柄の傘をもって、文楽鑑賞教室に行きましょう。

☆文楽鑑賞教室6/9(金)~6/22(木)。 字幕表示あります。
 午前の部10:30~  午後の部14:00~
  演目 二人禿(ににんかむろと読みます。ににんはげではありません。)
     解説 文楽へようこそ
     仮名手本忠臣蔵
  社会人のための文楽入門 (茂山童司(狂言師)さんのご案内)
  13日(火)・19日(月) 18:30~
  Discover BUNRAKU
  17日(土)14:00~
電話予約先 国立劇場チケットセンター 0570-07-9900

 そして、 夏休み文楽特別公演7/22(土)~8/8(火)  (7/28・8/5の第1部は貸切)
と、ここまで書きましたが夏休み文楽特別公演のことは応援団ホームページをご覧ください。

 文楽公演が無いときは、暇だろうと思われていますが、ホンマにそうです。 先日22人で劇場周辺町歩きをしました。(この時の様子も近々応援団ホームページにアップされます。)劇場周辺には文楽の演目に因んだスポットがいっぱいあります。 夏休み文楽特別公演の第3部 『夏祭浪花鑑』 「釣船三婦内の段」「長町裏の段」に因んだ町歩きが出来ますよ。これも応援団ホームページの「演目ゆかりのすぽっと」、で詳細をご覧ください。どちらも徒歩圏内です。
  釣船三婦さんの家の近くの高津宮へは劇場から徒歩10分ほど、長町裏辺りの日本橋3丁目には徒歩15分ほど。何の痕跡も有りませんが、そこに行ってみて「そーだったんだぁ」と思うのは文楽を愛する者にとっては至福の時です。住吉鳥居前では、あの大きな暖簾を掛けた髪結は何処やったかなとぐるり見渡してしまいます。 そういうことに思いを巡らしながら、文楽公演が始まるまで時間を過ごしています。
 
 最近気候の変化が著しい上にPM2.5とかいうのもあり、これから梅雨の時期もあり体調管理もままなりませんが、皆様どうぞ、お健やかにお過ごしくださいね。 文楽応援団は英気を養い準備万端で、夏休み文楽特別公演でお目に掛かかりたいと思います。
                                                     (2017.6.1)
inserted by FC2 system